「マーケティング職」は人気が高いが、募集枠は少ない

マーケティングは「企業の顔」ともいえる花形職種。
大学でマーケティング関連の学部やゼミに所属していた人や学生団体、サークルに所属していた人などはその進路を歩みたいと思う人も少なくないでしょうね…。
商品企画、ブランド戦略など、広告やSNS運用、クリエイティブでやりがいのある仕事というイメージがあります。
しかし実際には、新卒採用での募集人数がとても少ないのが現状です。
多くの企業では、まず「営業」や「総合職」として入社し、数年後にマーケティング部門へ異動するケースが一般的です。
つまり「最初からマーケティング職で採用」という道は限られています。
ただ、最近は職種別採用を行う企業も少しずつ増えてきており、以下のような企業ではマーケティング職を募集している&いたようです。
就活でマーケティング職・商品開発・デジタル広告運用などを募集する企業

メーカー(日用品・化粧品・食品・飲料・家電・電子・自動車など)
・資生堂
・キリンホールディングス
・P&Gジャパン
・ネスレ日本
・ユニ・チャーム
・日本ロレアル
・江崎グリコ
・ミツカン
・日清食品
・ニコン
・シャープ
・ブリヂストン
・ソニー
IT・Web・通信・人材
・NTTドコモ
・楽天グループ
・日本マイクロソフト
・コーエーテクモ
・電通デジタル
・サイボウズ
・リクルート
銀行・証券・カード
・三井住友カード
・三井住友信託銀行
・野村アセットマネジメント
航空・アミューズメント
・全日本空輸
・日本航空
・ユー・エス・ジェイ
※過去に募集していた&現在募集している、入社後の社内異動を含めマーケティング職につきやすい企業も含まれている可能性があります。(各自で必ず採用ページをご覧ください)
マーケティング支援会社でもマーケティング関連の仕事に携われる

先に説明したような大手企業かつ事業会社でのマーケティング職は募集枠がそもそも少なく、高倍率です。
ライバルも多いため、簡単に就職できるわけではありません。
どうしてもマーケティング系の仕事に携わりたい人は、事業会社へのチャレンジに加え、マーケティング支援会社も選択肢に入れてみるとよいかもしれません。
マーケティング支援会社とは、企業から業務を受託してマーケティング活動を代行・支援する会社のことです。
自社では対応しきれないマーケティング業務を専門的に実施するため、データ分析・広告運用・クリエイティブ制作などに携わる社員が多く在籍しています。
マーケティング支援会社には、主に次の3つのタイプがあります。
・広告代理店:広告運用・プロモーション戦略を中心に支援
・マーケティングコンサル会社:市場調査や戦略立案を中心に支援
・制作会社:デザインやWebサイト制作を通じてマーケティングを支援
それぞれマーケティングプロセスの中でも得意領域が異なってはいますが、マーケティングの支援を行う仕事に就くことができます。
マーケティング関連の職種に就くにはどうしたらよい?

マーケティングはデータ分析や市場調査、商品企画など、実務スキルや経験が求められる分野です。
そのため、即戦力を重視して中途採用を行う企業が多く、学生のうちはチャンスが少ない傾向にあります。
大学生のうちにインターンシップや個人プロジェクトなどで「自分で考えて行動した実績」を作ると、大きなアピールになります。
難関職種の狭き門をクリアするために、営業企画・広報・商品開発・デジタル広告運用などの知識を増やしたり、就業体験を積んでみてください!
当記事を執筆しているマーケティングサークルの活動でもマーケティングに関する様々な経験を積むことができますよ!
インターンやサークル、インカレ団体などでマーケティングを学ぼう

長期インターンシップや有給アルバイト(特にベンチャー企業やマーケティング支援会社、広告代理店など)に参加したり、マーケティング系のインカレ団体に所属することなども実践的な学びの機会を得ることができます。
当記事も、マーケティングサークルの運営事務局で執筆していますが、メディアやSNSの運用を通してPDCAを回す経験やマーケティング系イベント・勉強会に参加することは、単純に学びがありますし、就活でも役に立つはずです。
各大学でもマーケティング関連のサークルは多数存在しますが、他大学でマーケティングに興味がある人達とつくる場も面白いし、学びが沢山ありますよ。
インカレ+では、運営メンバーを募集しています。マーケッターへの第一歩を一緒に歩みませんか!
最後までお読みいただきありがとうございました。
